認知度向上を目的とした「手書きチラシ」の製作実績By 野田 一九流 / 2024年6月21日 2012年4月から2014年11月まで、本業の印章店の認知度向上を目的とした手書きチラシ「かしばら通信」を、ほぼ毎月5,000枚、作成・配布しておりました。その実績を紹介します。 「手書きチラシ」とは? ここでいう「手書きチラシ」とは、純粋にチラシを手書きすることとは異なります。手書きチラシの第一人者「出村邦彦」氏の手法を取り入れたものになります。(私は出村氏とお会いしたことはありますが、手法をお教えいただいたのは別のコンサルの方です)出村邦彦氏の手書きチラシに関する書籍はこちら(Amazonサイトへ移動)出村邦彦氏は福島県いわき市ですし店を経営しているお方です。飲食のチラシは「美味しそうな写真」があって当然という中、 色紙に白黒の「手書き」商品(寿司)の写真は無しチラシ表面のほとんどが、商品と全く関係ない話題。(裏面にキャンペーン等の紹介)日常の「小さな失敗」「小さな夢」を紹介し、消費者の共感を得る。 という手法で大成功された方です。かの有名なコンサルタント「神田昌典」氏に、「こんなやり方が通用するとは思わなかった」というような内容のセリフを言わしめた方でもあります。 手法 印章店の認知度向上を目的としたため、和風を意識して「筆ペン」で手書き原稿を作成。 日常のちょっとした出来事をストックし、面白おかしくストーリー化。 当初はモノクロ印刷で開始。その後ネットプリントがカラーでもほぼ同じ価格なので、写真もカラーにして背景に色をつける(あえて部分的に白いところを残しています) 手書きチラシの内容 反響 当時、市役所近くの広いところに店舗を10数年も構えておりながら、利用機会が少ない商材のため「こんなところにはんこ屋があるなんて知りませんでした」と言われることが多かったのですが、チラシ配布により下記のような反響がありました。 この形式のチラシを配り始めて、2か月目に歩いている方から「先月見ました。面白かったです」と声を掛けられる。1年後には月に1~2名に「毎月楽しみに読んでいます」と言われるようになる。商売への売上向上につながることは少なかったものの、チラシをきっかけに印章や印刷物の依頼をいただいたことが数件ほどあり。夏のイベントで篆刻教室イベントを開催するとチラシで告知したところ、小学生姉妹が来て「サイン書いてください」と言われるまでになる。前述の手書きチラシ第一人者「出村邦彦」氏に一度お会いする機会があり、「かしばら通信」をお見せしたところ、「君はこのやり方でいいよ」という太鼓判をいただく。 手書きチラシ「かしばら通信」のバックナンバーはこちら